【Aチーム】 さわやかカップ石毛杯決勝戦

12月25日(日)葛が谷公園
●4-5 VS 市場ハリケーンズ(鶴見区)

勝っても負けても六年生最後の試合となるさわやかカップ決勝戦。イーグルスの下級生、卒団生、現役やOBコーチ、保護者達も応援に駆け付け、応援団として選手達を勇気づける。その前に今年の高円宮杯で苦杯を喫した強豪、市場ハリケーンズさんが立ち塞がる。

先発カイは初回に内野悪送球、2回はヒット後の送球間に不運な形で1点ずつ失うも、要所は踏ん張り試合を作る。打線は3回にリョウヘイがヒットで出塁し、ハユマが送りバントで繋ぎ、リョウタのタイムリーヒットで1点を返す。しかし4回表に相手9番打者にライト後方へのランニングツーランホームランを浴び、1対4と突き放される。

終戦も先発、エースのカイ

溢れる熱い気持ち、
リョウヘイ

しかしイーグルスも諦めない。5回裏にリョウタが死球で出塁、ユウジロウがセンター前へ弾き返し、サダハルも見極め四球で繋ぎ、無死満塁と絶好のチャンスを作る。ベンチや応援団も大歓声で後押しをする。ここでイツキがライト前に打球を放ち、1塁は間一髪でアウトになったもののまず1点を返す。そしてダイキがレフトへ大きな当たりを放つ。ベンチや応援団の願いを乗せた打球がレフト頭上を越え、2人の走者が還り同点に追い付く!尚もチャンスが続いたが、あと一本が出ず4対4の同点で最終回の攻防へ突入する。

チームを救う俊足、リョウタ

誰よりも勝利を願う
熱い男、サダハル

6回表のハリケーンズの攻撃。マウンドには前の回からカイをリリーフしたダイキがあがる。1アウト後、1塁線の打球がファールゾーンからイレギュラーでフェアゾーンへ戻る不運な打球で出塁を許す。この後2死3塁となり、次打者の一二塁間へのボテボテのゴロが内野安打となり貴重な勝ち越し点を奪われてしまう。その裏のイーグルス最後の攻撃、逆転を信じ大きな声援が飛ぶ。打者も必死に投球へ食らいつくが、願い届かず無得点に終わり、4対5で最後の戦いが終わった。

イーグルスの投打の柱、ダイキ

優秀選手賞のユウジロウ

勝って笑顔で終わりたい・・両チームの強い思いがぶつかり合う最高の試合でした。整列後の鳴り止まない拍手、すすり泣く声、全力を出し切り泣き崩れる選手達、その背中を見つめる悔しい表情の後輩達。この素晴らしいチームの最後の戦い、試合後の光景を私達コーチ陣、保護者達は忘れることはありません。

完全燃焼の涙

この背中を忘れない

流れを掴み3位を勝ち取った春のYBBL、まとまりに欠けた不完全燃焼の夏、団結し多くの大会で勝ち進んだ秋、目標を達成し完全燃焼した冬、本当に色々とありました。

ポイントは秋のYBBLの敗戦後、秋の区大会優勝という高過ぎない目標に絞り、目標達成のために団結出来たことだと考えます。そして試合に集中し次の一球にベストを尽くす、この当たり前のことを熱心にやった結果が秋から冬の好成績に繋がりました。敗戦を乗り越えて強くなったイーグルスの選手達。最終戦の一点差負けでの準優勝、流した涙をエネルギーに変え、次のステージでさらに強く輝いてくれると信じています。

準優勝おめでとう!

この日は12月25日でした。駆け付けて頂いた沢山のイーグルス応援団の方々と澄んだ冬の青空の元、選手達の熱い最終戦を見届けることが出来ました。それは私達にとってかけがえのない最高のプレゼントでした。

今後も様々な目標や夢を追いかける選手達、再会し笑顔で思い出を語り合える日を心から楽しみにしています。今まで本当にありがとうございました!

今まで本当にお疲れ様でした!

(by Tコーチ)

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