【Aチーム】 さわやかカップ石毛杯準決勝

12月17日(土)すみれが丘公園
〇9-7 VS 茅ヶ崎エンデバーズ

最後の公式戦となるさわやかカップ送別大会を勝ち上がり迎えた準決勝。過去の区大会で何度も優勝を争い、3週間前にも対戦した茅ヶ崎エンデバーズさんとの最後の熱戦が繰り広げられました。

先発のカイは初回を三者凡退に抑える最高の立ち上がりも、2回に相手4番打者にソロホームランを浴び1点を先制される。しかし打線がすぐさま援護を開始。3回にリョウタ、サダハルがヒットで出塁し、イツキがライトオーバーの2点タイムリーヒットを放ち逆転に成功。4回にハユマの内野ゴロで1点、5回にダイキのタイムリーヒット、タイガの内野ゴロ等で3点を追加し、5回表終了時点で6対1とリードを広げる。

5回途中まで好投のカイ

2点逆転打のイツキ

だが5回裏に状況が一変する。ここまで無四球の好投を続けていたカイが1死後から四球で走者をため、2点タイムリーを浴び3点差となる。ここでダイキがマウンドへ上がるが、相手強打者に中越えのスリーランホームランを浴び、6対6の同点となる。しかしダイキはここから本領発揮し、この後8人連続でアウトを取る好投。試合は同点のまま7回を終了し、1死1、3塁の状況からスタートするタイブレークへ突入する。

8回表のイーグルス、先頭のリョウヘイの強烈な当たりは不運にもピッチャーライナーとなる。しかしダブルプレーを狙った三塁への送球がそれ、幸運な形で1点を勝ち越す。しかしその裏、エンデバーズさんも気迫のヒットで1点を返し同点とし、さらに1死満塁とイーグルスを追い詰める。盛り上がる相手ベンチ、前進守備の内野陣、この絶体絶命の場面もダイキは気迫の投球で次打者を1-2-3の併殺に抑え、試合は9回の攻防へ突入する。

9回表のイーグルス、先頭打者が抑えられ2死2、3塁の状況となる。ここで次打者ユウジロウの当たりは三遊間へのゴロ・・しかし全力疾走が内野安打を呼び込み、隙を付いて2塁走者のハユマも3塁走者に続いてホームへ還り、貴重な2点を奪う。9回裏も続投したダイキは先頭打者をバットのグリップエンドに当たる幸運な投ゴロに抑え、最後は三振で締め、9対7で決勝戦進出を決めた!

全力疾走で貴重な勝利打点の
ユウジロウ

最終回に好走塁で貴重な追加点、ハユマ

両チームの選手達は9イニングを全力で戦いました。エンデバーズさんの諦めない姿勢は素晴らしく、3、4番打者の先制、同点ホームランは脱帽でした。

イーグルスの選手達は状況が一変してしまう野球の怖さを痛感したはずです。しかし慌てず同点で踏みとどまり、タイブレークでしぶとく勝利を掴んだことに、チームとしての成長を感じました。

春季YBBL準々決勝でのタイブレークサヨナラ勝ちを思い出しましたが、過去の経験が見えない力となり、厳しい状況でもベストを尽くせるチームに成長出来ています。

打に加えロングリリーフで
勝利に貢献、ダイキ

最終戦も頑張ろう!

次戦の決勝戦はこのメンバーで戦える最後の試合となります。相手は強豪の市場ハリケーンズさんに決まり厳しい試合が予想されますが、苦楽を共にした仲間達と最後にもう一度団結し、有終の美を飾ろう!

(by Tコーチ)

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